宮城県大崎市の酒造会社で、立春の日に搾った酒をその日のうちに消費者に届ける立春朝搾りが行われました。
立春朝搾りは全国の蔵元などでつくる日本名門酒会が毎年行っていて宮城県では唯一、大崎市の一ノ蔵が参加しました。
作業は3日午前0時から始まり、搾った酒が瓶詰めされ受け取りに来た酒店の人たちが搾りたての味わいを確かめました。
「縁起がいいお酒なので、これを飲んで1年間良い年が迎えられるようにという願いを込めてお客様に届けたいと思います」
程良い甘さに酸味があり、さっぱりした飲み口に仕上がったということです。
一ノ蔵鈴木整社長「新しい春を迎えるにふさわしい出来上がりになりましたので、是非皆様にお楽しみいただきたいなと思っております」
一ノ蔵では、立春朝搾りを約そ2万本出荷する予定です。