政府軍と反政府勢力の衝突が激化しているアフリカ中部にあるコンゴ民主共和国で、反政府勢力が一方的に停戦を宣言しました。

 コンゴ民主共和国の反政府勢力「M23」は3日、SNSを更新し、「人道的な理由で4日から停戦を宣言する」と一方的に声明を出しました。    停戦の期限や政府側の同意が得られているかどうか言及しておらず、実現するかは不透明です。

 「M23」は東部にあるブカブを目指して進軍しているとされていますが、声明では、「ブカブを占領するつもりはない」としています。

 コンゴ民主共和国では、隣国のルワンダが支援する「M23」が政府軍との戦闘で攻勢を強めていて、東部の主要都市ゴマを掌握したと宣言するなど治安の悪化が懸念されています。