東北電力が女川原発の敷地内に計画している使用済み核燃料施設の乾式貯蔵施設について、反対する市民グループが2日に女川町で講演会を開催しました。
女川原発の再稼働に反対する市民グループが開開催した講演会には、地域住民など約70人が参加しました。
乾式貯蔵施設は、使用済み核燃料を金属製の容器に収納し自然に冷却しながら貯蔵します。
日本科学者会議岩井孝さん「(乾式貯蔵施設は)プルサーマル使用済み燃料を永久とは言わないまでも、超長期保管を宣言していることに等しいということになる」
講演会では、専門家が乾式貯蔵施設を女川原発の敷地内に設置しようとしていることなどを批判しました。
参加者「自分たちも考えなきゃならないことや周りにお勉強を一緒に誘って関心持つ人たちを増やしたいなと思って、そういう意味で参加しました」
市民グループでは、宮城県や女川町などに乾式貯蔵施設の設置に同意しないよう求める署名活動を行なっていくことにしています。