5日の日経平均株価は、前の日のアメリカ市場で主要な株価指数が上昇した流れを受けて半導体関連株を中心に買いが広がり、上げ幅は一時300円を超え、節目の3万9000円台を回復しました。

 しかし、円相場が1ドル=154円台前半から一時1円近く上昇すると、株価は下落に転じました。

東京海上アセットマネジメント 中川喜久氏 「為替が円高になったところは、株式の重しになったのかなと」

 午後からは徐々に値を戻し、終値は前の日より33円高い3万8831円でした。

中川氏 「午後はトヨタの決算が非常に好調で、(業績の)上方修正があったので。その辺から株式が少し底堅くなってきたということと、ホンダと日産の経営統合の見送りが報じられて、日産は売買が停止になったのですが、ホンダ株がかなり大幅に上昇したので、後場は自動車が株価を支えたという形だと思います」

(「グッド!モーニング」2025年2月6日放送分より)