今シーズン最強の寒波により、5日夜から6日にかけ宮城県各地で雪が降り積りました。交通機関にも影響が出ました。

 坪谷歩香記者「10分ほど前から急に吹雪いてきました。視界が悪く先がほとんど見えません」
 午前7時過ぎの仙台市太白区八木山では、時折、強い風が吹き視界が悪くなりました。住民は、朝早くから雪かきや車の雪下ろしに追われていました。

 JR仙台駅前でも雪が舞い、強い風が吹きました。
 中島秀太記者「雪と時折強く吹く風が肌に冷たく感じます。路面も凍っていて、皆さん一歩一歩踏みしめるように歩かれています」

 午後3時時点での積雪は、川渡53センチ、古川24センチ、仙台1センチなどとなっています。
 宮城県警によりますと5日夜から6日朝にかけて63件のスリップ事故が発生したということです。

 東北自動車道は、大和ICと築館IC間の上下で7時間以上通行止めとなりました。

 7日午前6時までの降雪量は、多い所で東部の山沿い20センチ、西部の山沿い30センチ、平地20センチの予想です。