10日の日経平均株価は、先週末のニューヨーク市場で主要な株価指数がそろって下落したことやトランプ政権による関税政策の先行きへの不透明感から、一時180円以上下落しました。

 しかし、その後は上昇に転じ、上げ幅が一時100円を超える場面もありました。牽引(けんいん)したのは…。

マネックス証券 広木隆氏 「目立った材料もない中では、どうしても個別銘柄物色という展開になる。例えばDeNAのような株は、ストップ高と言われる制限値幅の上限まで買われた。スマートフォン向けのゲーム(ポケポケ)が非常に好調で、収益が良かったというところが評価されました」

 売り買いが交錯するなか、終値は先週末に比べて14円高い3万8801円でした。

広木氏 「半導体製造装置メーカー、東京エレクトロンであるとか、アドバンテストであるとか、これが株式総合を支えた一つの要因だった」

(「グッド!モーニング」2025年2月11日放送分より)