仙台市の国道4号箱堤交差点を立体交差する道路が、9日に開通しました。初の平日となった10日、車両はスムーズに流れていましたが、中には車線に戸惑う車も見られました。

 9日に開通したのは、国道4号の卸町から苦竹にわたる1.4キロの高架区間です。

 中島秀太記者「立体道路に入りました。この時間帯いつもは渋滞ができていましたが、立体化したことで車の流れがスムーズに感じます」

 仕事の際に箱堤交差点をよく通過する、タクシー運転手の鈴木一裕さんです。
 鈴木一裕さん「初めて見る光景です。今まで右折車線、直進車線、だいぶ車が渋滞していたのでこんな光景初めてです」

 10日朝の通勤時間帯、高架区間は渋滞もなく、車の流れはスムーズでした。東北地方整備局では2月中をめどに交通量や渋滞状況を調査し効果を確かめることにしています。

 中には車線の変更に戸惑う車も見られました。立体化により走行する車線に一部変更があることから注意が必要です。

 高架道路を南に向かって走行した場合、箱堤交差点の一つ先の卸町交差点では、直進と右折はできますが、左折はできません。卸町交差点で左折する場合は、高架には乗らず側道に入る必要があります。
 東北地方整備局は、標識をよく確認して安全に通行してほしいと呼び掛けています。
 鈴木一裕さん「手前の方からよく確認をしながら安全に走行したいと思いますね」