5日夜、宮城県大崎市の国道47号で車同士が正面衝突し、2歳の女の子を含む4人がけがをしました。事故の瞬間をドライブレコーダーが捉えていて、当事者の男性が恐怖を語りました。

 大崎市の国道47号を走る乗用車と、対向車線から突然飛び出してきた軽乗用車が衝突しました。軽乗用車は助手席付近から出火し、運転の70代男性は避難した後に車両は炎上しました。

 「もう何が起きたか分からなくて、車がぶつかったかどうかすら分からなくて、何かが風で飛んできたのかなと思いました」

 警察によりますと6日午後6時半ごろ、大崎市岩出山池月で乗用車と軽乗用車が正面衝突しました。乗用車に乗っていた2歳の女の子など4人がけがをして、病院に搬送されました。

 妻と娘を乗せて帰宅途中だった男性は、思いもよらない事故に恐怖を感じたといいます。

 「今でも首が痛くて、あと腰と胸ですね。いくら軽傷でも子どもなので何かトラウマが残ったり、それはちょっと私としても落ち込んでいる状態です」

 警察によりますと、事故当時路面は凍結していて軽乗用車が対向車線にはみ出したと見られるということです。

 警察で事故の経緯を調べています。