住宅ローンの「固定金利」や定期預金の「利息」の元となる10年物の長期国債の金利が、12日に1.34%まで上昇しました。

 日本の長期金利は、日銀の黒田総裁による大規模緩和で一時はマイナス圏に沈んだこともありましたが、植田総裁の就任後は上昇傾向となっていて、現在は2011年2月以来14年ぶりの高い水準です。

 日銀がさらに利上げを続けるという見方や、アメリカFRBのパウエル議長が「利下げを急ぐ必要はない」と発言したことで、アメリカの長期金利が上昇した流れを受けました。

(「グッド!モーニング」2025年2月13日放送分より)