宮城県は急速に発達する低気圧の影響により、13日夜にかけて暴風に警戒が必要です。
急速に発達する低気圧の影響で、宮城県は東部を中心に風が強まっています。
仙台管区気象台は、宮城県の東部に暴風雪警報を出していて、午前11時までに観測された最大瞬間風速は女川で28.7メートル、石巻で26.9メートル、仙台で23.1メートルなどとなっています。
気仙沼市では暴風に備え、旬を迎えたワカメの出荷作業を早めるなどの対応に追われていました。
生産者「外洋がいくらか心配かな、養殖イカダが。午前10時くらいまでに切り上げようかなと思って急いでやってますけど」
宮城県では13日夜のはじめ頃にかけて雪を伴った暴風となる見込みで、予想される最大瞬間風速は全域で30メートルとなっています。
強風の影響で、JRは宮城県の多くの在来線で運転を取りやめています。
終日運転を取りやめるのは東北線の松島-一ノ関の間、仙石線の高城町-石巻の間、仙石東北ラインの仙台-石巻の間のほか、仙山線、陸羽東線、石巻線、気仙沼線の一部区間と常磐線の特急ひたちです。
常磐線の仙台-原ノ町の間では、午後8時ごろまで運転を取りやめます。
東北線の白石-仙台の間は終日、本数を3割程度に減らして運転します。