楽天イーグルスの春季キャンプは、12日が第3クール最終日でした。侍ジャパンにも選出された藤平が、リリーフの柱として定位置をつかみ取ることを誓いました。

 ブルペン入りした藤平は、実戦を想定しクイックモーションでの投球にも多く取り組みました。

 とりわけ手応えを感じていたのは、持ち球のフォークボールで「感覚が良く落ち幅も確認しながら投げられた」と振り返りました。

 中継ぎに本格転向した前年は、重要な場面で登板し47試合で20ホールドを挙げました。リリーフの柱となるべく、チーム内の競争を勝ち抜きます。

 藤平尚真投手「けがが無くブルペン入りの回数を進められているので順調。中継ぎ2年目ということで、自分でも前年のようにうまくいくと思っていないしチーム内の競争も激しい。同じ位置で投げられるよう、オープン戦で結果残していきたい」

 第3クール最終日の12日は選手それぞれが個別の時間を多く取り、各自の強化に取り組みました。13日は横浜との練習試合が行われ、実戦でのポジション争いが徐々に本格化していきます。

 三木肇監督「実戦で感じた事を生かしながら、自分たちで見つめてもらおうという時間をつくった。しっかりやってもらっているので大丈夫です」

 13日は横浜と、1日休みをはさんで15日からは阪神、日本ハムと練習試合を戦います。