台風並みの暴風から一転、関東では3月中旬並みの暖かさとなりました。14日は、この時期気になる「目のトラブル」についてお伝えします。

■東京14℃超 春先の暖かさ

 春の陽気が絶景のコントラストを生み出します。

 見頃を迎えた100本の寒桜。春の訪れを告げる菜の花。春めいた日差しのもと広がる、おだやかな相模灘。そんな季節の風物詩3つのコラボレーションが楽しめます。

東京から来た人 「これは見事。精神的にファ~ッとする」

 静岡県伊東市にあるミュージアムに併設されたフラワーガーデン。13日の強風から一転、日差しと汐風で伊東は春の陽気に。人々は一足早く訪れた春をシャッターに収めます。

千葉から来た人 「びっくりしました。まさかこんなにきれいに咲いていると思っていなくて」

 こちらは、愛犬の12歳の誕生日です。

埼玉から愛犬の誕生祝い旅行 「ちょっとお疲れになったのでどうなんだろう。頑張りました」

 見頃はあと1週間ほど。相模灘沿いは、すっかり春の陽気に包まれます。

ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン 三浦大課長 「全体的に今年暖かいというか暑いような感じがする。穏やかにあまり風のない日が続くと長くもつ」

 まだ肌寒い場所もあります。

 少し標高の高い、伊豆シャボテン動物公園。カピバラはすし詰め状態でお風呂に入り、あるものを待っています。用意されたのはバラのお風呂。ところが、むしゃむしゃと食べてしまいました。

東京から来た人 「バラですねバラ。なんかいろんな色のバラがカラフルな。でも食べてましたよ。バラも食べちゃうんだなと」

 ワオキツネザルがおなかを出して日向ぼっこをしています。全身で日の光を浴びています。

 ワオキツネザルは、暖かいと腹を見せて寝る習性があるそうです。

 北の海原には“冬の使者”が。

 オホーツク海の海原。見渡す限り、どこまでも流氷が広がります。北海道紋別市では、流氷の接岸を観測しました。オホーツク地域は流氷が来てから一番寒くなるそうです。

地元の人 「広くて大きくて圧倒的で迫力がある」

山梨から来た人 「(流氷を)見るのが夢だった。素晴らしいと思っている」

北海道立オホーツク流氷科学センター 桑原尚司学芸員 「今回初めに来た氷で、ごつごつ大きいというより小さくシャーベット交じり」

 東京も13日とは打って変わって暖かい陽気です。3月中旬並みの暖かさとなった東京都心。13日の強風が嘘のような、暖かい日差しが春を運んできます。

メキシコから来た人 「少し暑い。歩いているし筋肉もあるから」

熊本から来た人 「ジャンパーとヒートテックとニット(を着ている)。暑いです」

■世界初の花粉症薬とは?

 季節が進むにつれ、ここは忙しさを増します。

患者 「もうかゆくて。今朝まぶたがかゆすぎて、ちょっと腫れちゃったので」

 都内にある眼科クリニック。花粉症の人が多い日には40人も訪れるほどです。

 ウェザーニューズによると、今年の飛散量は平年を上回る予想です。

 そんななか、世界初の“塗り薬”が注目を集めています。

ケイシン五反田アイクリニック 内野美樹院長 「かゆみを抑える“クリーム”を渡します」

 一日1回、目の周りに塗るだけで24時間効果が続き、点眼薬のように化粧が崩れないことも好評です。

内野美樹院長 「化粧の上から塗っても大丈夫」 患者 「ウォーキングをしていて。スギがいっぱいある」 内野美樹院長 「(クリームは)2週間前から使うと花粉がピークになった時、ピークを抑え、期間も短縮することができる」