楽天イーグルスで前シーズン抑えを務めた則本は、右足首を手術した影響で2軍キャンプで調整中ですが2025年シーズンも抑えをと意気込んでいます。
前シーズン抑え転向1年目で32セーブを挙げ、セーブ王に輝いた則本は2024年10月に右足首の手術を受けた影響で、2軍キャンプ地の久米島で調整をしてきました。
則本昂大投手「足首が良くなってフォームのメカニックが変わったりしているので、そこを合わせることがもう少し時間がかかるのかなということもあるんですけど」
手術した右足首はすでに万全です。しかし、ここ数年右足首を無意識のうちにかばう癖がついてしまっていたため、現在フォームを修正中です。ブルペンで投げ込みながら、上半身と下半身の動きのずれを調整しています。
この日は、バッターボックスに渡辺直人2軍監督が立ち、監督も絶賛のボールを投げ込んでいました。
渡辺直人2軍監督「彼本来の躍動感のあるフォームで順調にここまで調整を続けてきて、力強い球を投げていたので安心はしました」
まだまだ出力を上げていきたいという則本は、藤平や鈴木翔天といった若手リリーフ陣が台頭する中、2025年も抑えを務めたいと例年以上に投げ込んでいます。
則本昂大投手「競争を勝ち抜いて一番後ろを投げられるように頑張りたいなと思っているので、オープン戦でしっかり結果を残して、監督コーチが自信を持って9回則本と言ってもらえるように頑張りたい」
久米島での2軍キャンプは14日で終了しました。則本は近々1軍に合流するとみられます。