ドイツで開幕した「ミュンヘン安全保障会議」でウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカのバンス副大統領と会談し、ロシアとの戦争終結に向けて意見を交わしました。

アメリカ バンス副大統領 「トランプ大統領が述べたように目標は戦争を終わらせることだ」

ウクライナ ゼレンスキー大統領 「私たちは真の安全保障を必要としており、引き続き会議と作業を進めていく」

 安全保障会議が始まる前、ゼレンスキー大統領はトランプ大統領がウクライナのNATO(北大西洋条約機構)への加盟を認めようとしていないと不満を表明し、「領土は絶対に譲れない」と強調していました。

 バンス副大統領との会談の詳細は発表されていませんが、ゼレンスキー大統領は終了後、SNSに「良い会談だった」「戦争を止め、ウクライナに正義と安全保障を確保するためのトランプ大統領の決意を深く評価する」と投稿しました。