中国・上海でAI(人工知能)技術の展示会があり、世界中の注目を集めた「ディープシーク」や最先端のロボットなどが紹介されました。

 上海で開かれたのは、中国政府が育成に力を入れているAIやロボットといった先端産業の展示会です。

 自在に会場を歩き回り、放り投げられても立ち上がる犬型ロボットの姿に来場者は驚いた様子でした。

DEEP Robotics 徐劉玉さん 「将来はロボットが一般に普及して危険な作業にも広がり、ロボットが人間の仕事を代替できることを期待しています」

 ひときわ注目を集めたのは、中国企業が開発した「ディープシーク」です。

 その仕組みや性能を専門家が説明する分科会は、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

来場者 「ディープシークは優れたAIです。人間が考えるのと同じような深い表現ができます」

 中国政府はAI産業の発展を重点政策に掲げ、今後さらに支援を強化する方針です。