25日の日経平均株価は、取引開始から大きく売られ、一時600円以上下げました。

 その後、下げ幅を縮小し、先週末に比べて539円安の3万8237円で取り引きを終えました。

 ハイテク関連銘柄を中心に売られた要因について専門家は、次のように話します。

マネックス証券 広木隆氏 「きっかけはアメリカでハイテク株が売られたという流れから。ディープシークの登場以降、廉価にAIの開発ができるならば、これまでアメリカのハイテク各社、データセンターなどに多額の投資をしていますから、リターンが本当に得られるのかという懐疑的な見方広がったことが、その背景にあります」

 ただ下げ幅を縮小した場面では「投資の神様」といわれる、アメリカのウォーレン・バフェット氏の影響力の大きさが現れました。

広木隆氏 「バフェット氏が、改めて日本の商社株への投資の意欲を表明したこと。これから商社株が大幅高になった。これが下げ渋りの一番の理由だと思います」

(「グッド!モーニング」2025年2月26日放送分より)