ミャンマーの国境地帯で詐欺拠点の摘発が進められていることに関連し、林官房長官は現時点で新たに日本人が拘束や保護された情報はないと明らかにしました。
林官房長官 「現時点で新たに日本人が拘束または保護されたという通報は得ておりませんが、今後、新たに邦人が拘束また保護される場合には適切に対応して参ります」
詐欺グループの拠点では、先月からこれまでに詐欺に加担させられたとみられる少年2人が保護され、帰国しています。
林官房長官は今回の事態について「深刻に受け止める」と述べ、海外の捜査機関と連携した実態把握などに努めていると強調しました。
また、再発防止のため全国のパスポートセンターに協力を依頼するなど「注意喚起の徹底に努めていく」と述べました。