2月末で閉店する仙台市中心部のイオン仙台店が入る読売仙台ビルについて、東京の不動産会社が再開発計画に参加する見通しであることが分かりました。
仙台市青葉区中央の読売仙台ビルにはイオン仙台店など複数の店舗とオフィスが入っていますが、イオン仙台店は2月末での閉店が決まっています。
関係者によりますと、読売仙台ビルを所有する読売新聞グループ本社は建物の老朽化で建て替えなど再開発を検討しています。
2月上旬に入札をして、東急不動産が再開発事業のパートナーに選ばれたということです。東急不動産とグループ会社はホテル事業も手がけるため、再開発後のビルではテナントやオフィスに加え、ホテルの進出も含まれる可能性があるということです。
読売新聞グループ本社広報部は「再開発を検討中ですが、現段階で公表できる事実はありません」としています。
現在のビルは、2025年中に解体に入る見通しです。