千葉県にある日本製鉄の製鉄所から有害物質のシアンが流出した問題で、千葉海上保安部が日本製鉄と当時の担当者を書類送検しました。
水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検されたのは、日本製鉄と当時の責任者だった水道課の担当者1人です。
千葉海上保安部によりますと、千葉県君津市の日本製鉄東日本製鉄所の排水口から2022年4月から7月までの間に複数回にわたって基準値を超えるシアンが流出していました。
日本製鉄も当時の担当者も容疑を認めているということです。
シアンは海にも排出されたということですが、これまでに健康被害は確認されていません。
画像:千葉海上保安部