khb子どもの笑顔を広げようキャンペーンです。子育て世代に人気の施設、屋内の遊び場をご紹介します。

 公園で遊ぶ親子に、仙台市の屋内の遊び場について聞きました。

 「無いですね、全く。雪が降ったり風が強い日はちょっと遊ぶところが無いので、寒いけれどもここで遊ぶしかないというのはありますね」「無いです。ショッピングモールとかしか無いので公園で遊ぶしかなくて、子どもも手がかじかんでて大丈夫かなって心配になります」

 山形県には無料で遊べる大型施設がいくつかあり、宮城県から遠征する人も多いということです。

 仙台市にも屋内で遊べる施設を造ってほしいと、市民団体が要望書を提出し、仙台市は青葉区の西公園に屋内の遊び場をつくる方針を示しました。

 ベビーファースト活動宣言を掲げるなど、子育てに力を入れている宮城県利府町には、住民に愛される屋内施設があります。

 開放感のあるスペースに設置された木製の大型遊具は、町の名産である梨の木をイメージした約3メートルの遊具です。

 ぺあくる永浜賢道センター長「実際に利府町の子育てをしている方々からアンケートを取って、暑い日でも寒い日でも遊べるような遊具があるといいねということから、木の温かみや香りであったりを味わいながら楽しんでいただくようなおもちゃを設置しています」

 利府町中央児童センターぺあくるは、乳児や未就学児、保護者だけではなく小学生から高校生まで利用できる児童館です。

 保護者「天候を気にせず来られる事が一番。体も動かせるしいいなと思っています」

 スタッフも常駐していて、子育ての悩みなども相談しやすいということです。

 放課後になると、児童が続々と集まります。

 ぺあくるでは、共働きなどの理由で1人になってしまう児童に放課後の居場所となる児童クラブも実施しています。

 思いきり体を動かしたり、おもちゃや絵本を楽しんだり、宿題に工作をしたりと思い思いの時間が過ごせます。

 定期的にイベントも開催していて、この日はカラフルな塩を使ったソルト・キャンドル作りです。

 児童が好奇心を持ち、達成感を得るサポートもしています。

 「子どものために色々な遊具や遊びを考えてくれて楽しいです。僕の居場所の1つかなって思っています勝手に」

 子どもに大人気のぺあくるは、月曜・水曜・金曜は利府町民限定ですが、この曜日以外であれば町民ではない人も利用できます。

 ぺあくる永浜賢道センター長「小さいお子さんから子育てをしている人たち、世代を超えて皆さんで一緒に子育てをしていく居場所作りをこれからもやっていければなと思っているところです」