子どもが欲しくないと考えている未婚の若者が56%を超え、調査開始以来最も高い数字になっていることが分かりました。

 ロート製薬は、去年の年末に18歳から44歳の男女3万7000人余りを対象に調査し、「妊活白書2024」としてまとめました。

 それによりますと、「今も将来も子どもが欲しくない」と考える18歳から29歳の未婚男女は56.6%で、2018年の調査開始以来最も高い数字となりました。

 男女別では、男性が59.9%で女性の53.1%を上回りました。

 一方、既婚男女では、不妊治療などの「妊活」実施率が過去3年間増加しています。

 特に既婚の若年男性は、妊活行動率が全体のおよそ1.5倍で、妊活に主体的な傾向がみられるということです。