イギリス・ロンドンにある「ビッグベン」によじ登り、16時間以上、居座った男が起訴されました。

 8日、イギリス国内に住む29歳の男が、イギリスの国会議事堂にあるビッグベンにパレスチナの旗を持ってよじ登り、高さ数十メートルの場所に16時間以上居座りました。

 ロンドン警視庁によりますと、地上に降ろされた男は拘束され、その後、故意または無謀に公衆に迷惑を及ぼした罪と、保護区域に不法に侵入した罪で起訴されました。

 事件の影響でビッグベン周辺の道路が長時間通行止めになったほか、イギリス議会の見学ツアーが中止になりました。

 現地メディアによりますと、10日、男が裁判所に出廷し、次回の公判が行われる17日まで男の勾留が決まりました。