支払いでポイントを貯めるいわゆるポイ活は身近ですが、税金となると話は別です。宮城県議会議員が政務活動費を支払った際、個人として取得したポイントをどうするか、議論が本格的に始まることになりました。
政務活動費は報酬とは別に県議1人当たり月に最大35万円支給されていて、交通・宿泊費や印刷代、人件費などに充てられます。
問題は、この支払いに伴い議員個人としてポイントを取得したとみられるケースがあることです。
宮城県議会の高橋伸二議長は4日の会見で法的には問題ないとの認識を示しつつ、次のように述べました。
高橋伸二議長「ポイントがつかない買い物をするのが逆に大変なくらいの状況の中にあって、それをどう整理していくかになりますので、まずは論点をしっかり整理していくことが大事」
県議会の全7会派でつくる検討会議は10日に会合を開催し、ポイントの取り扱いを検討項目にすることを決めました。
渡辺勝幸県議「県民の皆様から疑念を持たれることが無いような使い方をしていかなければいけませんので、これは不断の改革が必要だと思っております」