2日に仙台市青葉区の県道で起きた交通死亡事故を受け、現場付近で警察官らがドライバーにはみ出し事故防止を呼び掛けました。
2日午後、青葉区藤松の県道でセンターラインをはみ出した軽乗用車が対向車と正面衝突し、運転の80代女性が死亡しました。
死亡した女性は長距離運転による居眠りなどが原因で、対向車線にはみ出したとみられています。
この事故を受け、事故現場の県道では仙台北警察署の警察官ら約20人が「危険!居眠り運転」と書かれたのぼり旗を掲げ安全運転を呼び掛けました。
仙台北警察署高橋謙二交通課長「年度末というところもあって引っ越しとか長距離の運転が多くなると思いますので、ドライバーの方は無理せずにこまめに休憩を取って事故防止に努めていただきたいと思います」
宮城県警によりますと、宮城県では2024年に交通死亡事故が47件発生していて、このうち約4割は車線のはみ出しが原因だということです。