パキスタン南西部で、列車が武装集団に襲撃され、乗っていた治安部隊との銃撃戦の末、11人が死亡したほか、182人の乗客らが人質にとられたとみられます。
現地メディアによりますと、南西部バルチスタン州を走行していた列車が11日、武装集団に襲われました。
乗っていた治安部隊との銃撃戦の末、列車はトンネル内で停止させられたということです。
その後、パキスタンからの独立を目指す反政府過激派組織「バルチスタン解放軍」が犯行声明を出し、これまでにパキスタン軍人11人が死亡したとしました。
また、休暇で列車を利用していたパキスタン軍人や警察官ら合わせて182人を人質にしたと主張していて、制圧作戦を続けるなら人質を全員殺害するとしています。