11日の日経平均株価は、アメリカのダウ平均株価が大幅に下落した流れを受け、全面安の展開になりました。

 一時1000円以上値を下げ、およそ半年ぶりに3万6000円を割り込む場面もありました。終値は、前の日に比べて235円安い3万6793円でした。

 投資家心理を脅かす指数も悪化しています。「恐怖指数」の異名を持つVIX指数が急上昇しているのです。

根津アジアキャピタルリミテッド 河北博光パートナー 「(恐怖指数の)恐怖というのは(株価の)変動率なんです。大きく変動するということは、それだけマーケットを怖がっている。これからも何が起こるか分からないということで、これからマーケットが激しく動くという見方が高まりましたので、米国株は手放す動きが広がったということです」

(「グッド!モーニング」2025年3月12日放送分より)