ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、アメリカが提案している停戦案について、ロシアの駐英大使がアメリカメディアに対して否定的な見解を示しました。
ロシアのケリン駐英大使はウォールストリートジャーナルのインタビューに応じ、ウクライナでの戦闘について「完全かつ包括的な合意が得られた場合のみ、軍事行動を停止する」と述べました。
アメリカが提案している30日間の一時的な停戦について非常に慎重に検討しているとしつつ、否定的な考えを示しています。
一方、プーチン大統領は12日に公開されたクルスク州訪問時の映像で、ロシアの国境を守るため安全地帯を設けると発言しました。
ロシアの軍事記者らは、この発言はウクライナ領内にさらに進軍する指令だと報じています。