日本人の死因で最も多い「がん」についての理解を深めてもらうため、患者の7割以上が経験する味覚の変化を疑似体験できる初めてのイベントが始まりました。

 「味の変わるレストラン」は、がんを経験したことのない人に味覚の変化という患者の悩みを体験してもらうイベントで、13日と14日に行われます。

 がん保険などを販売するアフラックが味覚を再現したメニューを開発し、がん闘病生活を体験したシェフが作ったメニューと比較することができます。

2度のがんを経験したイタリア料理店シェフ 落合務さん(77) 「味がしないということがたまにあった。何か食べても『あれ、しょうゆの味がしないな』とか。倦怠(けんたい)感はずっとあって、抗がん剤の治療の時とか」

 がんは1981年以降、40年以上にわたって日本人の死因のトップで、死亡数は増え続けています。

 アフラックは多くの人ががんと向き合うことを考えるきっかけにしてほしいとしています。

アフラック生命保険 がんブランドトライブプロダクトオーナー 松宮健太さん 「がんの実態とか、自分ごとにつなげていただいて世の中の皆さんに知っていただきたい、そんな思いで企画した」