冬の間、通行止めとなっていた宮城県と山形県を結ぶ観光道路の蔵王エコーラインで4月の開通に向けて除雪作業が始まりました。
蔵王町と上山市を結ぶ観光道路、蔵王エコーラインは雪のため11月から閉鎖されています。
春の行楽シーズンに向けて、蔵王町の澄川ゲートから山形県境までの8.6キロの区間で除雪作業が始まりました。
中津川夏帆記者「除雪車が通った後の道路です。とても高い雪の壁が出来ています」
今シーズンは1月から2月にかけてまとまった雪が降ったため、山頂付近では12メートルほどの積雪があり例年より4メートルほど高いということです。
佐藤技建坂口昇土木課長「例年よりも雪が多い状況なので、雪の壁も高くできると思います。開通しましたら、海外国内たくさんのお客様に蔵王を楽しんでいただきたい」
蔵王エコーラインの除雪作業は1日に500メートルほどのペースで進められ、4月25日の午前11時に開通する予定です。