去年の衆議院選挙で初当選した自民党議員に対して今月、石破総理大臣側が10万円相当の商品券を配っていたことが分かりました。

 商品券が配布されたのは今月3日に総理公邸での懇親会に参加した当選1回の議員15人ほどです。

 懇親会の当日、石破事務所の秘書が参加する議員らの事務所を直接訪問し、お土産という名目で届けました。

 受け取った翌日に返却した議員もいるということです。

 石破事務所の関係者は商品券の費用は総理のポケットマネーから捻出し、違法性はないとしています。

 この懇親会には石破総理のほか、林官房長官らも同席していました。

 「政治とカネ」が国会で議論されるなかで、石破総理への批判が高まる可能性があります。