2024年度で閉校する宮城県石巻市の小学校で修了式が行われ、児童たちが学び舎との別れを惜しみました。
1873年(明治6年)に創立した石巻市立中津山第二小学校は、ピーク時に500人ほどの児童が通っていましたが現在は90人ほどに減少し、2024年度での閉校が決まりました。
最後の修了式で鈴木久美校長は「成長を重ねて有終の美を飾りました」と話し児童全員に、はなまるを送りました。
式では修了証が手渡され、児童は中津山第二小学校での思い出や新たな学校で頑張りたいことを発表しました。
鹿又楓さん(1年)「私に学校のことを優しく教えてくれたお兄さんお姉さんのように、私も教えてあげられる2年生になりたいです」
酒井恭さん(5年)「教室でみんなと勉強したこと、お楽しみ会や6年生を送る会の練習したことが心に残っています。沢山の思い出がある中津山第二小学校が僕はずっと大好きです」
式の後は毎日遊んだ校庭へ。学校での思い出をつづった風船を、感謝の思いを込めながら空へ飛ばしました。
在校生は、4月から新設される桃生小学校で新たなスタートを切ります。