来月開催の大阪・関西万博で会場の大屋根リング上に同時に入場できる人数について「最大1万5000人」をめどとする制限を設けることが分かりました。

 大屋根リングは1周およそ2キロ、高さ最大20メートルの世界最大級の木造建築物で、来場者は屋根の上にのぼって会場全体の景色を楽しむことができます。

 関係者によりますと、大屋根リングは4万5000人分の重さまで耐えられるということですが、有事の際に警備員らが対応できる人数を最大1万5000人と設定し、それを下回る数で入場人数が制限されます。

 人数を計測するセンサーを設置することで、混雑状況を把握するということです。