「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首がナタで切り付けられた事件で、逮捕された男が「選挙演説の動向はXやユーチューブで情報を得ていた」と話していることが分かりました。

 宮西詩音容疑者(30)は14日、東京・霞が関の経済産業省前の路上で、立花孝志党首をナタで切り付け殺害しようとした疑いなどで16日朝に送検されました。

 立花氏は頭や耳などを切られ重傷です。

 その後の捜査関係者への取材で、宮西容疑者が「選挙演説の動向は本人のXやユーチューブで情報を得ていた」と話していることが分かりました。

 また、切り付ける直前に使った閃光(せんこう)手りゅう弾については「観衆と被害者の目を眩ませようとネットで購入した」と供述していることから、警視庁は計画性があったとみて調べています。