アメリカ軍が親イラン武装組織「フーシ派」に対して実施した攻撃で、フーシ派が拿捕(だほ)していた日本郵船運航の貨物船が被害を受けたことが分かりました。
フーシ派は16日、日本郵船が運航していた貨物船「ギャラクシー・リーダー」がアメリカ軍からの攻撃で標的になったと明らかにしました。
ブリッジ部分への2回の攻撃で被害を受けたとしています。
中東のメディアは、フーシ派が「ギャラクシー・リーダー」を他の船舶の監視のために利用していたと伝えています。
また、奪還されることを恐れて本来、船が入れない場所に移動させていたということです。
この貨物船はイスラエルに関連する船舶として2023年11月に紅海で拿捕され、その後、ガザ地区での停戦を受け、乗組員が解放されています。
トランプ大統領が指示したフーシ派への攻撃では、これまでに53人が死亡し、98人がけがをしています。