25日の東京株式市場の日経平均株価は4営業日ぶりに値上がりし、前日に比べて172円高い3万7780円で取引を終えました。
24日のアメリカ市場でハイテク株をはじめ、主要な株価指数がそろって上昇した流れを受け、東京エレクトロンなど半導体関連株を中心に買われました。
また、外国為替市場で円安が進んだことでトヨタなど輸出関連株も値上がりしました。
上げ幅は一時、500円を超え、節目の3万8000円台を回復する場面もありましたが、買いが一巡した後は「トランプ関税」への警戒感から伸び悩みました。
円相場はアメリカで発表された経済指標で景気の堅調さが示され、アメリカの長期金利が上昇しました。
このため日米の金利差が意識され、運用に有利なドルを買って円を売る動きが強まりました。
25日午後4時現在、1ドル=150円台後半で推移しています。