エジプトの紅海沿いの人気リゾート地でロシア人観光客らを乗せた潜水艇が沈没し、少なくとも6人が死亡しました。

 中東のメディアなどは、エジプト東部のハルガダ沖で27日午前、観光客を乗せた潜水艇が沈没したと報じました。

 この潜水艇には、海底のサンゴ礁などを鑑賞するためにロシア人やノルウェー人ら50人が乗っていたということです。

 このうち未成年を含む少なくとも6人のロシア人が死亡し、他にも23人がけがをしています。

 潜水艇を運航する会社のホームページでは、最大25メートルの深さまで潜水が可能としていますが、沈没の原因は明らかになっていません。

 ハルガダは水の透明度が高いことからダイビングスポットとしても人気が高いエジプト有数の紅海沿いのリゾート地です。