需要が落ち込む日本伝統の畳の魅力を伝えるため、音と振動が発生する特別な畳で瞑想(めいそう)を体験するイベントが行われます。

 畳には3つのスピーカーが内蔵されていて、体験する人は畳から出る音と振動に合わせて呼吸を整えていきます。

 室内には呼吸の変化を可視化した映像も投影されます。

 瞑想することで自然に呼吸の数が減り、ストレスを軽減する効果などがあるということです。

 国内最大の産地である熊本県八代市の官民団体が畳文化を守る取り組みとして開発しました。

 畳産業は住宅の洋風化や中国産の流入などによって年々、縮小しています。

 この体験イベントは28日から3日間行われます。