大地震によるミャンマーでの死者の数はおよそ1700人となりました。首都ネピドーでは、住宅が倒壊し生き埋めになったままの人も多く、救助が急がれます。

 地震による被害の大きかった首都ネピドーでは、住宅などの建物がいたるところで倒壊しています。

 国軍によりますと、ネピドーやマンダレーなどでおよそ1700人が死亡し、300人の安否が分かっていないということです。

 地元当局のSNSでは、がれきの中から母子2人が救出され、拍手が起こるシーンも報告されています。

 隣国タイの建設中のビルが倒壊した現場では、30日までに合わせて11人の死亡が確認されています。

 今も70人以上が取り残されていて、生存率が下がるとされる72時間が迫るなか、捜索が急がれます。