エジプト、ヨルダン、フランスの首脳が、アメリカのトランプ大統領と電話会談を実施しガザ地区の停戦に関して協議したことが分かりました。

 エジプトでは7日、シシ大統領がフランスのマクロン大統領と、ヨルダンのアブドラ国王を招いて会談を実施しました。

 この中で3カ国の首脳はアメリカのトランプ大統領と電話会談を実施し、ガザ地区での停戦を実現する方法や、人道支援の再開などに関して協議をしたということです。

 また、パレスチナが独立国家を樹立し、イスラエルと「2国家解決」を実現するために国際的な努力を続ける必要性も強調したとしています。

 この電話会談はトランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相とワシントンで会談する前に実施されました。

 3カ国の首脳は会談後に共同声明を出し、「ガザ地区はパレスチナ人によってのみ統治されるべきだ」と強調しました。