先月、解散が命じられた旧統一教会を巡り、その本部がある韓国の加平(カピョン)で「白亜の宮殿」ともされる巨大な教団施設がオープンし、式典が公開されました。

 新たにオープンした施設は「天苑宮」と名付けられ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)にとってのランドマーク的な存在となり、今後、重要な行事が開かれます。

 式典であいさつした韓鶴子総裁は「天の門が大きく開いた」と強調しました。

 ソウル中心部から北東約60キロに建設されたこの施設は、内部には大理石が張り巡らされ、総工費は約500億円以上とも言われています。

 日本の信者からも献金の額が増やされていました。

 一方、旧統一教会は12日、加平にある教団施設「清心平和ワールドセンター」で合同結婚式を行ったと明らかにしました。

 約90カ国から男女5000組が夫婦となり、日本からは会場に1200人が参加したということです。