アメリカのトランプ大統領は核問題を巡って協議が続くイランについて、交渉が決裂した場合はイランの核施設への攻撃も選択肢にあると警告しました。
アメリカのトランプ大統領は14日、核問題を巡って高官協議を実施したイランについて「核兵器保有にかなり近付いている。厳しい措置を取らないといけない場合、我々はそうするだろう」と述べました。
記者から「厳しい措置」に核施設への攻撃が含まれるかと質問には、トランプ大統領は「もちろんだ」と明言しました。
核問題の交渉を巡っては中東のオマーンで12日、アメリカのウィトコフ特使とイランのアラグチ外相と1回目の協議が実施されました。
ロイター通信は協議は大きな枠組みでの合意に向けて「何が可能か探ることを目的としている」と報じています。
2回目の協議は19日に実施されるとみられています。