アメリカがロシアに提示したとされる和平案をウクライナのゼレンスキー大統領が拒否する姿勢を示したことに対し、トランプ大統領がSNSで反発しました。

 アメリカがロシアの「クリミア半島領有」を承認するとした和平案をロシアに提示したとの報道に対し、ゼレンスキー大統領は22日、「クリミア占領は認めない」と主張しました。

 この発言に対しトランプ大統領は23日、自身のSNSで「クリミアはオバマ政権下で失われていて、議論の対象にすらならない」と反発しました。

 イギリス・ロンドンでは23日、ウクライナやアメリカなどの外相が集まりアメリカの和平案を協議する予定でした。

 しかし、アメリカのルビオ国務長官が急きょ、欠席したため、閣僚抜きで行われ大きな成果は出ずに終わっています。