イラン南部の港で60人以上が死亡した大規模な爆発に関して、イランの内務相は、港での安全対策などが順守されなかったことによる「過失」が原因だと発表しました。

 イランの内務相は28日、国営通信に対し「港における安全対策と予防措置が順守されなかったために不幸な事態が起きた」とし、爆発の原因が「過失」だったと明らかにしました。

 コンテナで火災が起きた際は、被害が広がらないように対処する必要があったと指摘しています。

 また、この爆発に関係した数人が召喚されたことも発表し、処分を検討しているとしています。

 26日にイラン南部の港で起きた大規模な爆発では、可燃性物質の取り扱いを誤った可能性が指摘され、これまでに65人が死亡、1200人以上がけがをしています。