宮城県では10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに713人確認されました。木曜としては3日の683人を上回り過去最多です。
新たに感染が確認されたのは、仙台市で397人、石巻市61人、名取市29人、塩釜市28人、富谷市・利府町で各23人、多賀城市22人、大崎市14人、白石市・柴田町・大河原町で各13人、岩沼市・栗原市で各10人、亘理町8人、登米市7人、七ヶ浜町・大和町で各6人、角田市・蔵王町で各5人、気仙沼市・加美町・色麻町で各4人、東松島市・松島町で各2人、村田町・涌谷町・女川町・山元町で各1人の計713人です。
年代別では、20代が最多で116人、このほか10歳未満109人、10代96人、30代・40代が各112人、50代63人、60代36人、70代28人、80代27人、90代14人です。
既にクラスター発生が発表されている仙台市の高齢者施設では、感染者が22人増えて累計で83人になりました。
宮城県のまとめによりますと、10日午後1時時点で療養者は過去最多の6,230人で、内訳は入院180人、宿泊療養999人、自宅療養3,525人、入院・療養先の準備中・調整中1,215人、療養先調整中311人です。
確保病床の使用率は、宮城県全体で35.0%(179/511床)、重症病床は7.3%(4/55床)、仙台医療圏に限ると39.7%(131/330床)、重症病床は10.0%(4/40床)です。
宮城県が発表している8日現在のPCR検査等の実施状況は、6日744件(陽性380)、7日3,447件(陽性624)、8日2,621件(陽性29)です。コールセンターへの相談件数は、6日747件、7日973件、8日794件となっています。