宮城県で20日、新たに489人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、仙台市内で80代の女性患者1人の死亡が確認されました。

 市町村別の感染者は仙台市264人、多賀城市34人、名取市27人、石巻市22人、大崎市15人、栗原市13人、塩釜市12人、富谷市・加美町・亘理町各11人、東松島市9人、涌谷町・柴田町・利府町各7人、岩沼市・松島町各6人、角田市・登米市各5人、大和町4人、大河原町・美里町各3人、大郷町・山元町各2人、女川町・七ヶ浜町・丸森町各1人です。

 年代別では、10歳未満115人、10代66人、20代75人、30代88人、40代66人、50代43人、60代17人、70代6人、80代12人、90代1人です。

 宮城県の日曜日の感染者は、2月20日695人、27日554人、3月6日618人、13日544人、そして20日は489人となり、2週連続で前週を下回りました。

 また、仙台市は18日にクラスターと認定した保育施設で感染者が7人増えて、累計で19人になったと発表しました。

 宮城県のまとめによりますと、20日午後1時時点で療養者は5542人です。内訳は入院中139人、宿泊療養1018人、自宅療養3379人、入院・療養先の準備中・調整中1006人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で22.3%(116/521床)、重症病床は5.5%(3/55床)、仙台医療圏に限ると26.5%(90/340床)、重症病床は7.5%(3/40床)です。

 宮城県が発表している19日現在のPCR検査等の実施状況は、14日2867件(陽性571)、15日2224件(陽性753)、16日2053件(陽性546)、17日1720件(陽性491)、18日1247件(陽性580)、コールセンターへの相談件数は、14日634件、15日479件、16日500件、17日388件、18日372件となっています。