3回目のワクチン接種を促そうと、仙台市では6日から夜間接種を始めました。
この会場ではファイザー製のワクチンを使用していて、接種した人の中からは「ファイザー製を待っていた」という声も聞かれました。
青葉区のTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口では、6日から夜間接種が始まりました。
当面の間、毎週水曜日と木曜日の午後6時45分から行います。
接種した人「仕事帰りに受けられるということで、予約をさせていただきました。仕事をしている者としてはこういう夜間接種ができるというのは非常にありがたい」
仙台市の3回目の接種率は5日時点で47.8%と、県全体の50.4%を下回っています。
仙台市では、現在は青葉区のTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口と、新東北ビルで行っている夜間接種と、土日の集団接種でファイザー製を使っています。
接種した人「やはりファイザーを2回受けたんですけれども、3回目もファイザーを受けたいと思って待ってました。やはり副反応がありますとちょっと仕事に差し支えがあるので、ファイザーだと副反応がないのかなと思って」
ワクチンによる副反応は人によってさまざまで一概には言えませんが、モデルナ製よりもファイザー製のほうが副反応が小さいという声は1回目、2回目の接種の時から聞かれます。
仙台市に供給されるワクチンは、3回目の接種が本格化した2月当初はファイザー製よりモデルナ製の方が多く、集団接種会場22カ所のうちファイザー製は1カ所のみでした。
仙台市では、徐々にファイザー製の供給が増えているため、個別接種を行う医療機関へ配分しているほか、5月以降はファイザー製を使う集団接種の会場を2カ所から6カ所に増やすことにしています。