宮城教育大学では2025年度から応急手当を学ぶ授業が必修となり、最初の講義が行われました。新入生69人が、心肺蘇生の手順やAEDの使い方を消防局の指導員から学びました。

 宮城教育大学では、将来教員になった時に学校などで素早い応急手当ができるよう、2025年度から普通救命講習を1年次の必修科目に加えました。

 防災教育の指導力を身に着けた証として、学校防災安全マイスターという独自の資格を設けていて、講習を通して自信を持って応急手当ができる教員を育成したいとしています。

 学生「子どもたちが倒れた時を想像しながら行ったので、身近に感じながら学べた」「先生になった時に子どもたちの命を預かることになるので、ちゃんと子どもを助けられるようになりたい」

 仙台市消防局救急指導課高橋宣明課長「技術を身に着けるだけではなく、実際に目の前で倒れた人がいた時に処置をできる勇気を身に着けてほしい」