仙台市は、老朽化のため建て替える市役所本庁舎の基本設計を取りまとめ、21日に市議会に報告しました。
市では、5月末に市民向けの説明会を開催する予定です。
仙台市役所の本庁舎は1965年に完成し、老朽化が進むことから建て替えが決まっています。
建て替えの基本設計書が、21日に開かれた市議会総務財政委員会で示されました。
新しい本庁舎は地上15階、地下1階建てで総工費は472億円です。
コンセプトとして、杜の都の魅力発信や防災環境都市としての機能を有することを目指し、一番町商店街や定禅寺通から人の流れができるような配置にしました。
計画では2023年度から建物の一部で取り壊しを開始し、2028年度から新しい庁舎での業務開始を目指しています。
市では5月の29日と30日に、市民向けの説明会を開催することにしています。