岩手県一関市にあるサファリパークで、大型の鳥エミューから鳥インフルエンザウイルスが検出されました。岩手県に接する宮城県の登米市、気仙沼市、栗原市の養鶏場でこれまでに異常は確認されていません。
岩手県一関市にある岩手サファリパークでは10日、エミュー2羽が死んでいるのが確認され、遺伝子検査を行った結果、H5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
このため、岩手サファリパークから半径10キロ圏内を搬出制限区域に指定し、ニワトリや卵をエリア外に出荷することを制限しています。
搬出制限区域には登米市と栗原市の一部が含まれていますが、100羽以上のニワトリを飼育する養鶏場は無いということです。
また、岩手県に接する登米市、気仙沼市、栗原市のすべての養鶏場で、これまでに異常が無いことが確認されています。