宮城県内で20日、今シーズン3回目の稲の生育調査が行われました。これまでやや遅れ気味だった生育は、回復傾向にあるということです。
調査は、県内35か所の水田で行われました。このうち大崎市古川では、県の職員が5月6日に植えたササニシキの生育を調べました。
その結果、平均で草丈が32センチ葉の数が8枚、1平方メートル当たりの茎の数が312本と、平年より2、3日遅れているものの最近の気温上昇で回復傾向にあることが分かりました。
大崎農業改良普及センター佐藤泰久技術次長「平年に近づいてきておりますので、順調に生育が回復傾向にあると考えております」
県は、茎の数が400本に達したら水田から一旦水を抜き、根の発育を促す中干しをしてほしいと呼びかけています。